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『きつね森の山男』

ほんまちひろさん(絵本作家)からの、
1月11日、児童文学ぞろ目の日!

『きつね森の山男』
絵・文 馬場のぼる(こぐま社)

 

さむがりんぼの殿さまに、ふかふかの毛皮を狙われたきつね森のきつねたちと、一緒にたたかうことになった力持ちの山男のおはなし。

「うへえ、いいだとも。ちょうど だいこんもあるだ。ひとつ こしらえてやるだ。」
そう言って山男が、自分をひどい目にあわせた殿さまに、
おいしいふろふき大根を作ってあげる場面があって、
子どもの頃に読んだとき、「えっ、どうして山男は怒らないで、お料理してあげるの?!」と驚きました。
でも、そこから、素敵な解決につながっていって・・・。
この絵本をひらく度に、山男のおおらかさと、あつあつのふろふき大根の美しさに、思いをめぐらせたのを覚えています。

冬、寒い日は、はりきって大根を煮ます。山男が木の穴にしこんだ、山ぶどうのわいんも、今では、一緒に飲むことができるし。ずっと仲良しでいてくれる人生の先輩みたいな、大好きな絵本です。

(ほんま ちひろ)

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