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『モンテロッソのピンクの壁』

高品質珈琲と名曲 私の隠れ家&

荒木町6番地書店 店主からの、
3月3日、児童文学ぞろ目の日!

『モンテロッソのピンクの壁』
江國香織 作 荒井良二 絵 (ほるぷ出版)

 

あったかい部屋と

ごはんがあることが

 

しあわせとは

かぎらない。

 

みたことのない景色や

会ったことのない人々に

出会うこと。

 

あじわったことのない

感情を知ること。

 

経験をふやしてゆく

よろこびをかさねてゆくこと。

 

自分のやりたいように

ゆめをかなえること。

 

「モンテロッソのピンクの壁」

江國香織 作

荒井良二 絵

 

モンテロッソへ

モンテロッソへ

モンテロッソへ

いかなくちゃ。

 

ハスカップという

猫の物語。

 

ご婦人の飼い猫だった

ハスカップは

 

夢に見た

モンテロッソにゆくために

ひとり。

 

でかけてゆきます。

 

何かを手にいれるためには

何かをあきらめなきゃいけないって

 

知っているつもりなのに

なかなかうまくいかない大人たちに。

 

ハスカップは

問いかけてゆきます。

 

ほんとに見たい世界をみる

よろこび。

 

生きるってことは

夢をかなえることだって。

 

おだやかな物語のおわりに。

 

百万回生きた猫の主人公も猫だった。

と。

 

思い出しました。

 

人間より

いのちの短い動物から

 

わたしたちが

本当に学ばなければならないこと。

 

あるのだよな。

 

と、思うのです。


(私の隠れ家&荒木町6番地書店 店主)

 

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