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『そらいろ男爵』

Takuminさん(図書館司書)からの
8月の児童文学ぞろ目の日!


ジル・ボム 文/ティエリー・テデュー 絵/
中島さおり訳(主婦の友社)

 

自作の飛行機を目立たないよう空色に塗って空を飛ぶ鳥を眺めるのが大好きなそらいろ男爵。
男爵は、読書も大好きで自宅には立派な書架があります。
ところがある日、戦争がはじまります。そらいろ男爵も参戦しなければならなくなりました。
そこで男爵は、砲弾になるものを探します。最初は、自宅の書架から、分厚く重い百科事典…そして本、本…本。時には敵の隊長がその本に読み耽り命令を忘れてしまう時もあります。星の本を落とすと兵士たちが星ばかり眺めるようになります。
それでも戦争は長引きます。とうとう書架は、そらいろ男爵のお気に入りの本だけが残りました。
さて男爵は、その後どうしたと思いますか?
この作品は、第一次世界大戦から100年目の2014年にフランスで刊行され、サン・テグジュペリ賞絵本部門で受賞されました。
二度と同じ過ちが起こらないよう…みんなが不幸にならないよう…私たちは、今一度考えなければいけない時がきていると思います。その考えるきっかけの1冊としていかがでしょうか…。
(Takumin)

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