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『カタカタカタ』

ちょこりんさん(公共図書館司書)からの、
9月9日、児童文学ぞろ目の日!

『カタカタカタ』
リン・シャオペイ/作 宝迫典子/訳 
ほるぷ出版 2018年 (台湾の絵本)

 

カタカタカタは、おばあちゃんのたからもの。
カタカタカタは、しあわせな日常の音。

表紙の裏の見返し部分は、表紙画の背景と同じ幾何学模様。
これは台湾の家庭でよく見られる部屋の壁紙の模様だそうです。
扉(表紙)を開いたら、そこは「おばあちゃんの部屋」というイメージ。

おばあちゃんは、カタカタカタで何でも作れちゃいます。

うえ した、うえ した、
うえ した、うえ した・・・・

針が上へ下へ、上へ下へ。
おばあちゃんのカタカタカタの針の動きに「わたし」は目が追いつきません。

ある日、カタカタカタが変な音を出しています。
カタカ・・・カタ・・・カタ
ん? どうしちゃったの?

カタカタカタで何も作れなくなっちゃいました。

でも、おばあちゃんはしあわせそう。
カタカタカタは、ある素敵なものに生まれ変わったからです。

そしてカタカタカタの音は、「わたし」にはいつでも聴こえます。

(ちょこりん)

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