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『ネギをうえた人 朝鮮民話選』

お父さん童話作家・原正和さんからの、
11月11日、児童文学ぞろ目の日!

『ネギをうえた人 朝鮮民話選』

(金素雲 編、岩波少年文庫)

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今回ご紹介するのは、
「ネギをうえた人 朝鮮民話選」
(金素雲 編、岩波少年文庫)です。

 むかしむかし、まだネギが、身近になかった頃のお話です。
 世界中どこでも、人間が人間を食べていました。それはお互いが牛に見えるからでした。
 なんとか人同士が食べあうことを終わりにしようと、ある人が立ち上がり、その方法を探し回ります。やっとのことで見つけたその方法は、ただ、ネギを食べることでした。ネギを食べたとたん、人が人に見えたのです。
 世界にはネギをうえる人が必要です。でも、ネギを食べない人とは、どう付き合えばいいのでしょう。うえる人だけではなく、ネギを上手に調理して食べやすく工夫する人も必要だなと思いました。
 この本には、味わい深い、朝鮮の民話が33編収められています。
(原 正和)

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