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詩「えほんのくに」(『すき 谷川俊太郎詩集』より)

森ふき さん(子どもと本の間)からの、
3月のぞろ目! 詩の紹介です。

「えほんのくに」

(『すき 谷川俊太郎詩集』

谷川俊太郎著/理論社/2006 より)

 

物語を読む楽しみをどのように言葉にしたらよいのだろう。
私は読書が小さい頃から好きだけど、どうして?と聞かれたらなんて答えればいいのだろう。
職業柄、常套句は2、3持っているのだけど、言葉の森をゆっくり散歩している感覚を表すのは難しいと思っていたそんな時に「えほんのくに」という詩に出会いました。物語の本質をやさしく美しい言葉で表しているこの詩は、私の宝物の1つです。以下抜粋です。
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えときがとくちいさななぞおおきななぞ
ものがたりがかたるいきることのひみつ
えのなかをながれるときのかわをさかのぼり
きみはたましいのみなもとへたびする
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壮大なファンタジーでも市井の人々の話でも、もちろん幼い子のための小さな物語も、読む私達はひとつずつ、生きるということの謎解きをしているのですね。「えほんのくに」、ぜひ通して読んでみてください。

(森ふき 子どもと本の間)

 

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